プロジェクト進捗と後進育成の最適なバランスを追い求めて

お客様の課題解決のため、プロジェクトを管理しつつ現場にも赴きます

私は部下の業務状況や案件進捗を管理する役職ではありますが、時にはプレーイングマネージャーの立場として、営業担当とともにお客様のもとで課題をヒアリングし、要件定義や見積りなどを行っております。

実際に受注が決まってからも、メンバーのアサインや進捗・工数管理のほか、出来上がったシステムをどう使うかのレクチャーや実際の使用感に対するヒアリングなども行います。その業務はまさに多種多様です。しかし、私の業務で一番難しいと思わされるのは、そうしたプレイヤーとしての動きではなく、マネージャーとしての動きの中にあります。

案件も社員も、同じことなど一つもない

マネージャーとしての難しさは、ひとえに後進育成の難しさといえます。
メンバー一人ひとりの個性を見るのは当然で、そのメンバーとともに対応する案件も一つひとつがオーダーメイド。同じものは一つとしてありません。

そうした中で、どこまで私や先輩社員が口を出し、どこまでを若手社員に任すのか。若手に経験を積んでもらいたいと思いつつも、一番大切なのは案件を安全に進めること。挑戦と安全のバランスに悩みながら、常に最適な対応を社員一人ひとり、案件一つひとつに対して考えています。特に近年はリモートワークが進んでいることもあり、より一層、繊細なコミュニケーションが必要になっているとも感じます。

求めるのは、チームの一員として前向きな姿勢を持てる人材です

後進育成について理想を言えば、後輩たちには今の私の仕事を任せられるようになってほしいと思います。今は私が業務に当たることで幅広く案件に対応できていますが、同等の作業量のものが舞い込んできたときに、同じように動ける人材がいてくれるのなら安心です。

そのためにも若手社員に求めたいのは、「私がやります」という主体性と、物事を前向きに捉えようとする姿勢です。これは現在、就職活動に励まれている学生の皆さんにも同じことが言えると思います。技術や知識は時間の経過とともに身に付きますが、それを活かすための姿勢こそが本当に大切なこと。「チームの一員として、自分はこういった役割を担いたい」という考えを持てる方と、是非一緒に仕事がしたいと思います。

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